10月21日公開!『僕はロボットごしの君に恋をする』小説の感想。

どうもおはようございます。管理人のたそです。梅雨の時期がやってきまして、蒸し蒸しと過ごしづらい日々が続いています。

さて今回は10月21日にアニメ映画の公開が決定している著山田悠介の小説『僕はロボットごしの君に恋をする』の感想を徒然なるままに書いていきたいと思います。

『僕はロボットごしの君に恋をする』とは?

まずは公開されているアニメPVから見ていきましょう。

 

制作会社、キャストなどなど色々と公開されているようです。それにしてもアニメPVを見る限りかなり期待できそう。

制作会社は『ソードアートオンライン』や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』などの、数々の名作アニメを生み出してきた「A-1 Pictures」です。

PVを見る限り、CGをトレスしたようなキャラクターデザインでしょうか。結構このキャラデザ嫌いな人多いんですよね。一度受け入れてしまえば違和感はなくなると思うのですが・・・。

 

先ほども言いましたが、PVの出来がすごい。

 

かくいう私もPVを見て小説を読んだたちです。

 

次は小説の読後の感想などを書いていきます。

※以下ネタバレが多数含まれますので、観覧ご注意ください。




AIがテーマの近未来的作品

本作はAI,ロボットなどをテーマにした近未来的作品です。

主人公健は、人間そっくりのロボットを製作する政府の極秘プロジェクトのメンバーでした。と言っても実際にロボットを開発するのではなく、開発されたロボットを操作して街の治安を守っています。作中では操作員などと呼ばれていました。

ただその操作方法がロボットごしにディスプレイを見て口頭で指示するというもの。人間の五感のうち、視覚と聴覚のみに依存する操作方法でした。これにも何か意味があるのかもしれませんが、それにしても2060年の日本はもう少し技術が発展している気がします。

 

といっても僕ディスってるわけでは全然ないですからね!

ただ僕自身読んでて気になってしまったので、他にも僕と同じように感じた方もいるかもと思ったのです。

 

AI技術は現在世界の先進国各国が研究している分野の一つであり、それを題材にした本作は現代に根ざした、読みやすい作品なのかなと思いました。

僕はSFものの小説を読むと、だいたい理解するのに時間がかかるたちなのですが(理解力がない)、本作に関しては3時間程度で読み終わりました。

作者の山田悠介氏の小説は読みやすい若者向けの作品が多いのですが、今回の作品はとりわけ読みやすかったと思います。

本作の結末について

本作の結末についてですが、簡単に言うと・・・

主人公もAIだったー。ということなんですが、正直このシナリオに関しては予想できてしまいました。

しかしこれはあからさまな描写があったというわけではなく、このような結末になる小説をいくつか読んだことがあり、これもそうかな?と思ったまでです。

いわゆる叙述トリックというやつです。推理小説などで一人称が犯人だった!なんて結末、見たことありませんか?

といっても結末が予想できることは別に悪いことではないと思うのです。

大手レビューサイトでは、結末が読めてしまうことに関して苦言を呈している方もいましたが、それは僕とは違って日常的に読書をする方だと思います。

僕のような月に10冊程度しか本を読まないにわかにはこのくらいの方が理解しやすくていい。

結末が妙にあっさりしていたり、描写の一つ一つが薄かったりして物足りなさを感じてしまう方もいるかもしれませんが、それは好き好きですからね。

物語としてはしっかりと要点をまとめているなという感じでした。



この小説を読んで考えたこと

本作の伝えたかったことと合致しているかはわかりませんが、僕自身この作品を読んで考えたことを書きたいと思います。

 

「自分がAIでないとどうしたら証明できるだろうか」

 

ということです。

今作では、主人公健が「愛」をプログラミングされることによって限りなく人間的な思考を手に入れています。

主人公健がそうであったように、仮に自分がそうプログラムされた存在だったとしても、それに自力で気づくことはできないでしょう。

AIである自分とそうでない他人と、目に見える差を認識できればいいですが、そう認識できないように”プログラミング”してしまえば気がつかない。

仮に自分を人間だと言い張るAIがいたとして、僕たちはそれを人間だと認めるだろうかと。

 

本作は昨今のAI産業がたどり着くかもしれない未来の一つの形を示しているとも言えるのかもしれません。そして発展したAI産業に付随するかもしれない問題も。もちろん物語なので結末が極端ではありますが。

この作品を読みながら、とりとめもなくそんなことを考えてしまいました。

まとめ

総評です。本作、非常に読みやすかった。

読書をあまりしない自分でも読みやすいと感じるのだから相当だと思います。

これがアニメ映画化してどうなるのか、まぁもちろん小説をなぞる形にはなると思いますが、それでも作り込み方次第で、名作にも駄作にも化けると思います。

できれば名作と呼ばれる作品になってほしいですね!

ということで本日の記事はこの辺りで終わりにしたいと思います。

最後まで見てくださった皆様、ありがとうございました。



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